Amazonの出品価格の下限とは?決め方と設定の注意点
Amazonで出品するとき、価格を自動で調整していると「どこまで下がるのか」が気になります。ライバルに合わせて値下げを続けた結果、気づいたら赤字だった――これを防ぐのが出品価格の下限です。
出品価格の下限とは
出品価格の下限とは、その商品をこれ以上安く売らないと決めておく価格のことです。「下限価格」「最低販売価格」とも呼ばれます。
Amazonでは同じ商品に複数の出品者が並ぶため、カートを取るために価格を下げ合う状態が起きやすくなります。自動で価格を追従させていると、相手が下げるたびに自分も下がり、手数料と送料を引いたら手元に何も残らない価格まで落ちることがあります。
下限を決めておけば、そこで自動の値下げが止まります。カートを取れない日があっても、赤字で売り続けることはなくなります。
下限価格はどう決めるか
感覚で決めると意味がありません。次の式で「これ以下では売れない金額」を先に出します。
下限価格 = 仕入れ値 + Amazonの販売手数料 + FBA配送代行手数料(または送料)+ 確保したい利益
販売手数料はカテゴリーによって率が違い、FBAの配送代行手数料はサイズと重量で決まります。AmazonのFBA手数料の計算方法で内訳を整理していますので、あわせてご覧ください。
利益ゼロの価格を下限にしない
よくある失敗が、損益分岐点をそのまま下限にしてしまうことです。返品や、値下げ後に相場が戻らないケースを考えると、分岐点ぎりぎりでは実質マイナスになります。確保したい利益をきちんと乗せた金額を下限にしてください。
下限は「安く売らない」ための線であって、上げ下げの機能ではない
もう一つ注意したいのが、下限を高く設定しすぎると、そもそも売れなくなるという点です。相場が下がっている商品に高い下限を置くと、カートが取れないまま在庫が残ります。下限は「赤字を止める線」であって、「高く売るための設定」ではありません。相場から離れすぎていないか、定期的に見直しが必要です。
マカド!での設定方法
マカド!では、出品するときにその場で下限価格を設定できます。あとから価格改定ページで一つずつ入れ直す必要はありません。
出品登録の画面で下限価格を入力しておけば、その商品は自動価格改定の対象になっても、設定した金額より下には下がりません。上限価格もあわせて設定できます。
すでに出品済みの商品については、価格改定ページから個別に、または条件を指定してまとめて設定できます。
下限に達した商品は放置しない
下限で止まっている商品は、「その価格では売れていない」というサインでもあります。相場が下がりきってしまった商品は、下限に張り付いたまま在庫として残り続けます。
マカド!では下限価格・上限価格に達した商品だけを絞り込んで表示できるので、定期的に確認して、値付けを見直すか処分するかを判断してください。
まとめ
- 出品価格の下限=これ以上安く売らないと決めておく価格
- 仕入れ値+手数料+配送費+確保したい利益から逆算して決める
- 損益分岐点をそのまま下限にしない(返品を考えると実質マイナス)
- 高すぎる下限は売れ残りの原因になる。相場から離れていないか見直す
- 下限に張り付いた商品は放置せず、定期的に棚卸しする
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手数料の内訳はAmazonのFBA手数料の計算方法、価格改定の考え方は価格改定、出品の手順はAmazonで出品する方法をご覧ください。
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