Amazonの販売データをCSVでダウンロードする方法|販売履歴・在庫・FBA納品
Amazonで販売したデータを手元で集計したいとき、画面を見ながら転記していては時間がいくらあっても足りません。CSVで書き出してしまえば、Excelやスプレッドシートでそのまま計算できます。
この記事では、Amazonの販売データ・在庫データをCSVでダウンロードする方法を、セラーセントラル側とツール側の両方から整理します。あわせて、CSVを扱ううえで間違えやすい落とし穴も具体例つきで説明します。
AmazonのデータをCSVで出す方法は2通り
大きく分けると次の2つです。
- セラーセントラルのレポート機能を使う……在庫レポートや注文レポートをAmazonから直接ダウンロードする方法です。追加費用はかかりませんが、必要な項目が複数のレポートに分かれているため、仕入れ値や利益を入れた集計をしたい場合は自分で結合する作業が必要になります。
- 管理ツールから出す……仕入れ値や手数料を含んだ状態で書き出せるので、そのまま損益の集計に使えます。
「売れた数を知りたいだけ」ならセラーセントラルで十分です。仕入れ値を含めた利益を集計したい場合は、仕入れ値を管理しているツール側から出したほうが早くなります。
セラーセントラルから商品データのCSVを取得する
出品中の商品の一覧をAmazonから直接取得したい場合は、セラーセントラルの「出品レポート」を使います。出品中の商品のSKU・価格・在庫数などが一覧で書き出せます。取得の手順はAmazonのヘルプで案内されています。
出品レポートのダウンロード(Amazon セラーセントラル ヘルプ)
マカド!も、この出品レポート(Open Listings Report)をAmazonから約1時間おきに自動で取得し、価格や在庫数を最新の状態に保っています。Amazonから「レポート作成完了」のメールが届くのはこのためです。
Amazonのレポートに入っていないもの
ここが実務でつまずく点です。Amazonの出品レポートには、仕入れ値が入っていません。Amazonは各出品者がいくらで仕入れたかを知らないので当然なのですが、そのため「いくらで売れたか」は分かっても「いくら残ったか」は分かりません。
手数料も出品レポートには含まれません。損益を出すには、別途FBA手数料を計算して差し引く必要があります。
仕入れ値を含んだ状態で書き出したい場合は、仕入れ値を登録しているツール側から出すほうが早くなります。マカド!のCSVには仕入れ価格の列が入っているので、販売価格から引くだけで粗利が出せます。
ダウンロードしたCSVが文字化けするとき
取得したCSVをExcelで開くと日本語が化けることがあります。これはファイルの文字コードの違いによるものです。
参考までに、マカド!に実際にアップロードされた在庫CSV 16,368件を2026年8月に調べたところ、UTF-8が約61%、Shift_JISが約22%と、ファイルによってばらつきがありました。同じ「CSV」でも中身の文字コードは一定ではありません。
化けてしまう場合は、表計算ソフト側の文字コードを指定して読み込む機能を使うか、Googleスプレッドシートで開くと正しく表示できることが多いです。ファイル自体が壊れているわけではないので、開き方を変えれば読めます。
在庫を一括で書き換えたい場合
ダウンロードするだけでなく、価格や在庫数をまとめて書き換えたい場合は、CSVをアップロードして一括更新できます。出品価格・在庫数・上限/下限価格・仕入れ値・自動価格改定モードを、1つのCSVでまとめて更新できます。
各列に何を入れるとどう反映されるか、空欄にしたときにどうなるかはAmazonの在庫をCSVで一括編集する方法にまとめています。
マカド!から出せるCSVの一覧
マカド!では、用途ごとに次のCSVをダウンロードできます。
| 種類 | 出せる場所 | 主な用途 |
|---|---|---|
| 販売履歴CSV(月別) | 販売履歴ページ | 月次の売上・利益の集計 |
| 販売履歴CSV(年別) | 販売履歴ページ | 年間の集計、確定申告の準備 |
| 商品リストCSV | 価格改定ページ | 在庫と価格設定の棚卸し |
| FBA納品リストCSV | 出品ページ | 納品作業のチェックリスト |
| 商品登録用テンプレート | 出品ページ | CSVでの一括出品 |
販売履歴CSVのダウンロード手順
販売履歴ページを開き、ダウンロードしたい月または年を選んでから、すぐ横の「販売履歴ダウンロード」「年間販売履歴ダウンロード」をクリックします。選択した期間に売れた商品のリストがCSVで書き出されます。
先に読み込みの完了を待つこと
ここで一つ注意点があります。月日を切り替えた直後は、画面の読み込みがまだ終わっていないことがあります。グラフや販売実績が更新されきっていない状態でダウンロードを押すと、切り替える前の期間のCSVが落ちてきます。
期間を変えたら、グラフと実績の表示が切り替わったのを確認してからダウンロードしてください。
間違えやすい点:販売価格は「単価」ではなく「合計値」
CSVを集計するときに最もつまずきやすいのがここです。
販売価格・仕入れ価格・ポイントの各項目は、単価ではなく販売数をかけた合計値が入っています。
例)1つの注文で、販売価格1,280円・仕入れ価格500円・ポイント8ptの商品が3個売れた場合
- CSVの販売価格:1,280 × 3 = 3,840
- CSVの仕入れ価格:500 × 3 = 1,500
- CSVのポイント:8 × 3 = 24
そのため月の売上を出したいときは、販売価格の列をそのまま合計するだけで求まります。逆に、単価を知りたい場合は販売数で割る必要があります。ここを取り違えると、まとめ買いのあった月だけ数字が跳ね上がって見えます。
CSVに入っている主な項目
- 注文日……注文された日
- 商品名……商品の名称
- オーダーID……注文番号
- ASIN……商品のASIN
- SKU……商品のSKU
- 販売価格・仕入れ価格・ポイント……前述のとおり合計値
用途別の使い分け
- 月次の損益を出したい……販売履歴CSV(月別)。販売価格の合計から仕入れ価格の合計を引けば、おおよその粗利が出ます
- 確定申告の準備……販売履歴CSV(年別)。1年分を一度に書き出せます
- 在庫と価格設定を見直したい……商品リストCSV。下限価格や上限価格の設定漏れをまとめて確認できます
- 納品作業のチェック……FBA納品リストCSV。これから送る商品の登録内容を紙やタブレットで確認できます
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年間分の書き出しについては年間販売履歴のダウンロード、FBA納品分についてはFBA納品リストCSVのダウンロード、CSVを使った一括出品についてはCSVでの一括商品登録で詳しく説明しています。確定申告での使い方はせどりの確定申告もあわせてご覧ください。
まずは無料で試してみる
マカド!は登録月と翌月が無料でご利用いただけます(以降は月額4,980円・税込)。無料期間中に解約された場合、料金は一切かかりません。仕入れ値を含んだ販売履歴をCSVで書き出せるので、月次の損益集計がそのまま作れます。

