Amazonで出品する方法|個人・法人の始め方、手数料、はじめての出品の流れ
「Amazonで商品を売ってみたいけれど、何から始めればいいのか分からない」——この記事は、そんなはじめての方に向けて、Amazonで出品する方法を最初から最後まで順番に解説します。アカウントの作り方、大口・小口の違い、実際の出品手順、かかる手数料、そして出品したあとにやるべきことまで、全体像がつかめる構成です。
Amazon出品は「個人」でも「法人」でも始められる
まず安心していただきたいのは、Amazonへの出品は個人でも法人でも可能だということです。副業として個人で始める方も、事業として法人で取り組む方も、登録の入り口は同じです。違いは、登録時に入力する情報(個人情報か登記情報か)くらいで、出品のやり方そのものは変わりません。
最初の分かれ道:「大口出品」と「小口出品」の違い
Amazonの出品用アカウントには、2つのプランがあります。
- 小口出品…商品が1点売れるごとに基本成約料がかかるプラン。月額の固定費はかかりません。月に数個だけ売るような、お試し段階に向いています。
- 大口出品…月額登録料がかかる代わりに、成約ごとの基本成約料は不要。出品数が増えるほど割安になり、カート獲得や一括出品などの機能も使えるプランです。
結論から言うと、本格的にせどり・物販に取り組むなら大口出品が実質必須です。売上の大半を左右する「カート(ショッピングカートボックス)」の獲得は大口出品でないと狙えず、価格改定ツールなどの効率化も大口が前提になります。まずは小口で感触をつかみ、続けると決めたら大口へ切り替える、という進め方でも構いません。
※月額登録料や基本成約料の最新の金額は変わることがあるため、登録前にセラーセントラルの案内で確認してください。
出品アカウントの作り方(必要なもの)
登録はAmazon出品サービス(セラーセントラル)から行います。手続きの前に、次のものを手元に用意しておくとスムーズです。
- メールアドレスと電話番号
- クレジットカード(有効期限内・海外決済対応のもの)
- 本人確認書類(顔写真付きの身分証明書)
- 銀行口座(売上金の受け取り用)
- 法人の場合は、登記情報など事業者の情報
画面の案内に沿って情報を入力し、本人確認(審査)を通過すると、出品できる状態になります。
いちばん簡単な出品:既存カタログへの「相乗り出品」
Amazon出品には大きく2つのパターンがあります。はじめての方がまず取り組むのは、すでにAmazonにある商品ページ(カタログ)に出品する「相乗り出品」です。新しい商品ページを作る必要がなく、数分で出品できます。
- セラーセントラルの「カタログ」→「商品登録」を開く
- 出品したい商品を、商品名・JANコード・ASINなどで検索する
- 該当する商品ページが見つかったら「出品する」を選ぶ
- コンディション(新品/中古など)を選ぶ
- 販売価格と在庫数を入力する
- 出荷方法(Amazonから出荷=FBA/自分で出荷)を選んで保存する
価格を決めるときのコツは、「出品価格+送料」の総額で相場と比較することです。本体価格が安く見えても送料を足すと割高になり、選ばれない(カートを取れない)ケースがよくあります。
自社商品を売る場合は「新規カタログ登録」
まだAmazonに存在しない自社商品やオリジナル商品を売る場合は、商品ページ(カタログ)そのものを新しく作る新規出品になります。商品名・ブランド・画像・説明・JANコードなどを登録します。相乗り出品より手間はかかりますが、自社ブランドを育てたい場合の基本形です。
「FBA」と「自己発送」どちらで出品する?
出品時に選ぶ出荷方法には、2つの選択肢があります。
- FBA(フルフィルメント by Amazon)…商品をAmazonの倉庫に預け、保管・梱包・発送・カスタマー対応をAmazonが代行してくれる仕組み。手数料はかかりますが、手間が大幅に減り、カートも獲得しやすくなります。
- 自己発送(出品者出荷)…注文が入るたびに、自分で梱包して発送する方法。手数料を抑えられますが、発送作業が自分の負担になります。
どちらが得かは商品の回転や利益率で変わります。多くのせどり・物販では、手間と機会損失を減らせるFBAが選ばれています。
Amazon出品にかかる手数料の全体像
出品を始める前に、売れたときに引かれる手数料を把握しておくことが、赤字を防ぐ第一歩です。主にかかるのは次の3つです。
- 販売手数料…売れた金額に対してかかる、カテゴリ別のパーセント手数料(おおむね8〜15%)
- FBA配送代行手数料…FBAを使う場合の、サイズ・重量で決まる手数料
- (大口の場合)月額登録料…固定の月額費用
手数料の内訳と具体的な計算方法は、AmazonのFBA手数料の計算方法で詳しく解説しています。仕入れの前には、手数料を差し引いても利益が残るか=損益分岐点を必ず確認しましょう。
出品前に確認:その商品、出品できますか?
Amazonでは、ブランドやカテゴリによって出品に制限(要申請・出品不可)がかかっている場合があります。仕入れてから出品できないと分かると、そのまま在庫を抱えてしまいます。仕入れ判断の前に、Amazonの出品制限を確認する方法でチェックする習慣をつけましょう。
出品したら終わりではない:カートを取る「価格改定」
出品を済ませても、売れなければ意味がありません。Amazonでは同じ商品を複数の出品者が販売するため、カートを獲得した出品者に売上が集中します。そしてカート獲得の大きな条件が価格です。
ライバルが値下げすればカートを奪われ、放置すれば売れ行きが止まります。だからこそ、市場に合わせて価格を調整し続ける価格改定が欠かせません。仕組みはAmazonのカート取得率を上げる方法とAmazonの価格改定のやり方で解説しています。
出品・価格改定の手間は、ツールでまとめて減らせる
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- CSVやテンプレートを使った効率的な出品・一括登録
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